どういう理由で隠しカメラや盗撮がばれたのかを考えると、パワハラやセクハラ対策の証拠どりにとって良い勉強になります。
いわゆるケーススタディとして、どうして隠しカメラや盗撮がバレたのかを考察・検証したいと思います。
隠しカメラがバレて表沙汰になっているものは、専ら犯罪であるため、主に犯罪ニュースの考察になります。なぜならば、犯罪でない限り、隠しカメラがバレたとしても騒ぎにすらならないためです。
しかし、当サイトは犯罪を助長するものではありません。予めご了承ください。
目次
盗撮事件検証:地下鉄車内で向かい側座席のスカート内をスマホで
最近で同じ手口で2人の人が逮捕されています。共に関西地方の地下鉄です。
http://turbojet.blog99.fc2.com/blog-category-22-1.html
大阪市住之江区職員を書類送検、市営地下鉄車内で盗撮 大阪府警浪速署
電車内で女性のスカート内を盗撮したとして、大阪府警浪速署は29日、府迷惑防止条例違反の疑いで、大阪市住之江区役所生活支援課の男性職員(53)=同市城東区=を書類送検した。「性的欲求を抑えられなかった」と容疑を認めている。書類送検容疑は、6月2日午後6時5分ごろ、市営地下鉄四つ橋線大国町-なんば駅間を走行中の電車内で、向かいの座席にいた20代女性のスカート内を、スマートフォンで動画撮影したとしている。同署によると、男性職員は勤務を終えて帰宅中だったといい、隣に座っていた男性(51)が行動を不審に思ってスマホを取り上げ、駅員に引き渡した。同市は「刑事処分の結果を受けて厳正に対応したい」としている。
http://www.sankei.com/west/news/170829/wst1708290064-n1.html
もうひとつ。
スマホ“不自然な位置”で盗撮ばれた 50歳男逮捕 神戸の地下鉄車内
電車内で女性のスカート内を盗撮したとして、兵庫県警須磨署は27日、県迷惑防止条例違反の疑いで、神戸市須磨区の会社員の男(50)を現行犯逮捕した。車内に居合わせた警察官がスマートフォンの不自然な位置に気づき、男を取り押さえたという。逮捕容疑は27日朝、走行中の神戸市営地下鉄車内で、向かいの席に座る女性会社員(24)のスカート内をスマホを使って撮影した疑い。同署によると、出勤途中の西宮署員(38)が男の隣に座っており、男が不自然に低い位置でスマホを操作するのを不審に思い、画面をのぞくと女性の姿が映っていたという。
https://this.kiji.is/274402636532925946?c=110564226228225532
地下鉄内で、向かい側の席に座る女性のスカート内をスマホで盗撮
ふたつの事件、全く同じといっても過言ではないでしょう。
電車内でスマートフォンを使って電車で向かい側の席に座る女性のスカート内を盗撮していたところを隣に座る男に見つかり逮捕。
撮影者はともに50代男性、被害者は20代女性。目撃者は撮影者の隣に座っていた男性。
まさにケーススタディにふさわしい事件。
いくらセクシーな女性が車内で股をおっぴろげて、パンツを丸出しにして座っていたとしても、撮影してはいけません。
周りの人も正義感をむき出しにして捕まえたりもすることでしょう。
スマホの不自然な位置
本人は気付かないんでしょうけど、スマートフォンを自分の胸の前で、画面を顔に平行にしてみている状態以外ではスマホの持ち方は不自然でしかありません。スマホにはカメラがついているので、すぐに「盗撮では?」と疑われてしまいます。
スマホ・おじさん・電車・駅・スカート
こちらの記事で書きましたが、注意喚起のポスターが示すように、
「盗撮は、おじさんがスマホを使って、駅や車内の階段やエスカレーターで行う」
という「社会常識」があります。
事件検証:エスカレーターでスマートフォンを使い女性のスカート内を盗撮
おじさんがスマホをいじっているとそれだけで疑われると思っても過言ではありません。
おじさんは、電車や駅ではスマホを出さずに、本でも読んでた方が安全です。