パワハラの証拠を押さえるために、隠しカメラを使うことが有効であることを紹介しています。その際に事件を用いて「何故バレたか」を検証するうちに、盗撮そのものに詳しくなってきました。(しまいました。)隠しカメラ技術的なの作戦としては、若干ネタ切れが否めなくなってきたこと、ウェブサイトの検索エンジンからの評価を考えると、記事を継続的に投稿する必要があります。
なので、こういったコラム・考察記事の執筆に至りました。
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目次
盗撮に関する思い込み
盗撮事件で捕まっているのは、大体中年男性のようです。あまり女性が捕まったという事件を見かけません。
盗撮≒中年おじさん?
ということは盗撮をするのはおじさんだけでしょうか?
こちらでもあげた盗撮防止のポスター。
スカートをはいた女性が被害者で、加害者は男性のように描かれています。
確かに捕まっているのは中年男性ばかりですが、実態は果たして本当にそうでしょうか?
おそらくこれもメディアや世間の思い込み、先入観です。さらにそういった報道がその先入観を加速させています。
エスカレーターは、男女両方乗れるので一種「男女平等」です。しかし、パンツよりももっと深刻なものがあります。トイレや風呂です。
女湯の盗撮なんて、常識的に考えて男ができるわけがありません。すっぽんぽんになってあそこがついていたら怪しすぎます。
同様に女子トイレも、男性がいたら怪しいですが、女性が女子トイレにいても何も怪しくないです。
趣味よりもビジネスの方が被害が大きい
女子学生にとっても、「まさか同年代の女子が盗撮なんて、するわけがない」という思い込みはあるでしょう。
自分と同じようなギャルが撮影していても、「ギャルがスパや更衣室・脱衣所で撮影なんてするわけがない。」という思い込みは、もちろんあるでしょう。
同級生を撮影して販売していたりもするようなので、
もしかしたらレズビアンで、故人で楽しむ目的でやっている人もいるでしょうが、主に販売目的でしょう。
おじさんがスカートを撮影していた場合、見られるのは恐らく、そのおじさん一人です。よって、一人のおじさんに見られます。言い方を変えると1人のおじさんによる被害を受けます。
一方、ウェブで公開されていた場合、理論上は、60億人を超える全世界の人が閲覧できてしまいます。日本語だとしても、1億人以上。何人に見られるかは分かりませんが、少なくとも1人よりは多くなります。
パンツを見られるよりも、全裸を見られる方が重大だと思います。
よって、典型的なスマートフォンでエスカレーターでスカート内を盗撮するおじさんを捕まえたとしても、被害は減っていないどころか、助長している可能性すらあります。
こういった報道で、女性で撮影している人が「おじさんしか捕まらない」ことを確信すれば、さらに大胆で余裕に撮影され、ネット上に出回ることになります。
岐阜県警大垣署は8月31日、大垣市内のスーパー銭湯の女湯や更衣室で盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、滋賀県愛荘町の専門学校生大塚真理子容疑者(20)を逮捕した。調べでは、大塚容疑者は30日午後1時42分から午後3時11分までの89分にわたり、大垣市内のスーパー銭湯の女湯脱衣所や浴室内で、入浴客を盗撮した疑い。同容疑者は「知人の男女3人と(計4人で)一緒に銭湯に来た」などと供述。大垣署は同行の女性1人から事情を聴取。男性2人からも事情を聴く方針で捜査している。
2008年なので約10年前に1人捕まっています。しかしながら、年間何十人と捕まっている中年おじさんと比べると、少なすぎませんか?
男性が男性を撮影する時代
さらにターゲットは女性だけではありません。男湯を男性が撮影する事件も起きています。
長崎県警早岐署は21日、盗撮目的で男湯の脱衣所にカメラを持ち込んだとして、建造物侵入の疑いで、福岡市東区、自称福岡県職員の男(42)を現行犯逮捕した。署によると「男性に興味があった」と容疑を認めている。逮捕容疑は、21日午後5時15分ごろ、長崎県佐世保市ハウステンボス町にあるホテルの浴場の脱衣所で、小型カメラを隠し持った疑い。容疑者は、宿泊客としてホテルを訪れた。不審な動きに気付いた別の客が声を掛け、カメラを見つけ取り押さえた。
もはや何でもありの戦国時代のようになってきています。どう守ることができるのでしょうか?
もう使わないに限る
もう、男も女も危険性とは隣り合わせということです。交通事故みたいなもんです。
もはや考えられる防止方法は、
- スカートを履かない
- スパ・温泉に行かない
- トイレを使わない
くらいしかありません。
被害に遭ったら交通事故くらいの気分の方が気は楽です。