どういう理由で隠しカメラや盗撮がばれたのかを考えると、パワハラやセクハラ対策の証拠どりにとって良い勉強になります。
いわゆるケーススタディとして、どうして隠しカメラや盗撮がバレたのかを考察・検証したいと思います。
隠しカメラがバレて表沙汰になっているものは、専ら犯罪であるため、主に犯罪ニュースの考察になります。
なぜならば、犯罪でない限り、仮に隠しカメラがバレたとしても騒ぎにすらならないためです。(隠し撮りや盗撮自体は合法のため。)
しかし、当サイトは犯罪を助長するものではありません。予めご了承ください。
目次
盗撮疑われ線路逃走 警察官が出頭 書類送検へ 北九州
先月、北九州市のJRの駅で、電車内で女性を盗撮したとして取り押さえられた男が線路に飛び降りて逃走し、警察が捜査していたところ、福岡県警の30代の巡査部長が出頭して盗撮行為を認めたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は近く県の迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検する方針です。
先月28日の朝、北九州市八幡東区のJR鹿児島線のスペースワールド駅で、電車内で女性を盗撮したとしてこの女性に取り押さえられた男が、駅員に引き渡される際に線路に飛び降りて逃走しました。
この影響でJR鹿児島線は一時現場付近で運転を見合わせました。警察が捜査していたところ、福岡県警の北九州市警察部に所属する30代の巡査部長が「盗撮を疑われて逃げた」と言って警察に出頭し、その後、盗撮行為を認めたことが捜査関係者への取材でわかりました。
福岡県警察本部は近く県の迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検するとともに、処分する方針です。福岡県警ではことし、警察官や職員による不祥事が相次いでいて、これまでに21人が懲戒処分を受け、この10年で最悪の状況となっています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171221/k10011266131000.html
例によって突っ込みどころ満載の記事です。いってみましょう。
まず、カメラについてはどのようなカメラが使われていたのかどうかが全く分かりません。
警察の巡査長が、盗撮をし、線路に逃げたという話。
盗撮・痴漢を疑われたら、線路に逃げるのは有効という一般常識が広まりつつある今日この頃ですが、盗撮や痴漢を逮捕する警察官も線路に逃げるという、いわばミイラ取りがミイラになる状況を体現しています。
さらに、そこで終われば事件にもニュースにもなっていなかったようなこの事件、その警察官が出頭し自首します。
警察官が自首するってどういう状況なんでしょう?普通に出勤しても警察署に出向くことになりそうですが・・・?
さらに黙っていたら分からなさそうなものを、自ら自首します。誠意素晴らしいですね。
ここまででもう相当に突っ込みどころ満載ですが、その後が最大です。
盗撮の犯人として自主をし、警察へ出頭したら、逮捕されずに書類送検されたということです。
県警は西日本新聞の取材に対して、巡査部長を逮捕しなかった理由について「自首に近い状況で、罪証隠滅の恐れもなかった」と説明している。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/20/sneak-photography_a_23313606/