人間がカメラを仕掛け、人間を撮影する以上、カメラの見つかる・見つからないに関しては、心理学的な考えが役に立ちます。
今回は隠しカメラを仕掛ける際にどのようなところに仕掛ければよいかを考えていきましょう。
目次
心理学的に考える、隠しカメラの設置場所
元あったものに仕掛ける
人間は、特に普段と違うものに違和感を覚えます。同僚が髪の毛切ったことは、なんとなく雰囲気が違うので「あ、髪の毛切ったな?」って思いますね?
パワハラ対策などで、普段慣れているオフィスに仕掛ける場合などは特に気を付ける必要があります。場合によってはモノの順番が代わっているだけでも気にかかります。
特に、対象が女性の場合には「あれ?なんか変?」という感に対する鋭さが男性よりも強いので、仮に何か変わったものがあると、感づかれる可能性があります。
よって普段からあるものに仕掛けるのが最も目立たない方法です。
触られないものに仕掛ける
触られるものに仕掛けるのは自殺行為です。
普段から「そこにあるけど、だれも気にしない」ようなものが理想です。
触られると、万が一開けられたら終わりです。
触られると、アングルがずれたり故障の原因にもなります。
またゴミも危険です。捨てられる可能性があります。
出来れば「そこにあるけど、気にしない。または触ったら問題がありそう」なものが最適です。
できるだけ穴をあけない・穴を利用する
元々ボロボロのものに穴が開いていても自然ですが、まっさらなものに穴が開いていたら不審です。
穴が開いていても自然なものでしたら、穴をあけても問題ないと思いますが、穴が開いていたら大問題なものに穴をあけるというのはわざと目立たせているといっても過言ではありません。
穴あきジーンズに穴が開いていてもなんとも思いませんが、スーツに穴が開いていたら目立つのと同じです。
オフィス街を水着で歩いていたら目立ちますが、プールを水着で歩いていても何ら不思議ではありません。
同様にプールでスーツで歩いていたら目立ちますが、オフィス街でスーツでは目立ちません。
何事も周りに自然と溶け込ませるのが重要です。
隠しカメラの設置に関する、より核心的な「安全な隠し撮り」の方法は以下のnoteを参照ください。