土曜日の午後2時40分、新宿のショッピングモール。
セール中のニットを3着抱えて試着室に入り、カーテンを引いた瞬間だった。壁の通気口の奥に、スマホのライトが反射した。小さな、でも確実に「丸い光」。
最初は見間違いだと思った。元カレと別れてから神経が過敏になってるのは自分でもわかっていた。でも——服を着直してもう一度ライトを当てた。やっぱり、あった。
震える手でスタッフを呼んだ。
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目次
「現時点で設置物は確認できませんでした」
Q(防犯アドバイザー): あの日、警察はどう動きましたか?
A(24歳、派遣社員、都内在住): 来てくれました。でも答えは「現時点で設置物は確認できなかった」。「反射するものは通気口の金属部分にもある」と言われました。私の見間違いかもしれないし、本当にあったかもしれない。それが今も怖くて。
Q: 警察への相談はこれが初めてではなかったと聞きました。
A: 3回目でした。今年1月に元カレと別れてから、引っ越し後3ヶ月で玄関のドアマットが1センチ動いていた日があって。郵便受けの広告の束が、自分が確認した向きと逆になっていた夜も。毎回「証拠がないと動けません」と言われた。ショッピングモールの件も、同じでした。
Q: ショッピングモールの試着室での盗撮、実際どのくらい発生しているんですか?
A: 調べると毎年何十件も摘発されています。でも「氷山の一角」と言われていて。設置する側も機器の小型化が進んでいて、通気口やミラーの裏に仕込めるサイズになっている。スマホのカメラライトで反射を確認してから入る女性が増えているという話も見ました。
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「受け身でいる限り、証拠は取れない」
相談した防犯の専門家に言われた一言が、考え方を変えた。
「不法侵入の疑い、盗撮の疑い、ストーキングの疑い——全部『疑い』止まりで終わる。でも自分の空間に証拠を残すカメラを置けば、話が変わる。」
怯えて、気づいて、警察に行って、証拠がないと言われて——そのループを断ち切るには、自分が「記録する側」になるしかなかった。
Q: どのカメラから試しましたか?
A: 最初に選んだのは持ち歩けるものでした。ショッピングモールにまた行けるようになりたかったから。
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バッグの底に忍ばせた「記録装置」
最初に購入したのは モバイルバッテリー型 CK-MB01(¥15,800) だった。
外見はどこにでもあるモバイルバッテリーで、実際にスマホの充電もできる。これをトートバッグの口から少しカメラが向く角度で入れておく。誰かが後をつけていれば、顔と動線が1080P画質で記録される。暗所でも粒度が出るのが決め手で、15,800円という価格が「まず試してみよう」と踏み切れた理由だった。
CK-MB01を持ち始めてから、月に2回ほど一人でショッピングモールに行けるようになった。試着室では必ずスマホのライトで通気口とミラーを確認してから着替える。それでも「変だ」と感じたら即退室する。バッグの中にカメラがあるだけで、気持ちが違った。
Q: 外出用カメラの次に何を揃えましたか?
A: 家の玄関です。帰宅したときにドアマットが動いているかどうかを「目で確認する」のではなく、「誰かが来たかどうかを記録しておく」必要があると気づきました。
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玄関の棚に置いた、もう一つの目
選んだのは GX-105(¥89,800) だった。
正直、価格は迷った。でも 180日待機 というスペックが決め手だった。電池交換のために中身を触る頻度が低い=バレるリスクが低い。4K画質で赤外線搭載なので、暗い廊下でも顔までしっかり映る。約2週間使ってみて、隣室の人がたまたまドア前で立ち止まった映像が撮れたとき、「これは証拠になる」と確信した。玄関横の棚に置いた状態でも、カメラとはまったく気づかれていない。
89,800円という数字は高く見えるかもしれない。でも「証拠がない」のまま時間を溶かし続けるコストと比べると、どちらが高いか。私は6ヶ月で答えが出た。
Q: 外出中も自宅の様子が気になりませんでしたか?
A: それがずっと怖かった。出先でも「今、誰かが部屋にいるんじゃないか」という考えが止まらなくて。
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リアルタイムで確認できる安心
観葉植物型 CK-016B(¥24,800) は、部屋のインテリアとして自然に置けて、スマホアプリからリアルタイムで映像を確認できる。
ショッピングモールにいる間でも、アプリを開けば部屋の映像が出る。32GBのSDカードに動体検知で録画されるので、帰宅後は「動きがあったクリップだけ」確認できる。インテリアとして自然という点も重要で、設置してから3ヶ月、来客に一度も指摘されたことがない。24,800円はGX-105より手が届きやすく、「まず1台置いてみたい」という人への入口としてもちょうどいい価格帯だと思う。
Q: 自宅以外——たとえば出張先やホテルでの対策は考えましたか?
A: 友人の家に泊まるとき、ホテルに泊まるとき、「この部屋に誰かが入ってきたら」と考えたことはあります。
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泊まり先でも使える、最後の一手
ティッシュ箱型 CK-017B(¥19,800) は、どこにでもあるティッシュボックスに見えてWi-Fi対応の動体検知カメラだ。
ホテルの部屋に置いておけば、チェックイン後に誰かが入ってきた記録が残る。動体検知があるので無駄な長時間録画がなく、容量を節約できる。19,800円という価格は今回紹介した4機種の中でいちばん「試しやすい価格帯」で、まずカメラを1台置いてみたいが大きな投資はできない、という状況にも合う。1080P画質は証拠として十分な画質だった。
Q: 4機種を揃えて、状況は変わりましたか?
A: 変わりました。GX-105の映像に、マンション前に3回停車した同じ車が映っていたんです。ナンバーも読める。それを持って警察に行ったら、今度は「担当者が変わる」と言われて、ストーカー対策の窓口につないでもらえました。証拠があると、警察の反応が明らかに違う。
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映像が、警察を動かした
試着室で光を見たあの日から、半年が経つ。あの光が「本物」だったかどうかは今でもわからない。でも、あの日以来、私は「怯える側」から「記録する側」に変わった。
同じ状況の人に伝えたいのは、「証拠がない」は終わりじゃないということ。カメラを置けば、証拠は自分で作れる。
今すぐできる最優先の一手は、玄関にGX-105を置くことだ。180日待機で電池を触る必要がなく、4K赤外線で暗い廊下の顔もナンバーも読める。次の警察相談のときに「映像があります」と言えるかどうか——それだけで、話の展開がまったく違う。
外出先が心配なら、CK-MB01をバッグに入れる。誰かに後をつけられているなら、それが証拠になる。部屋の中を外出中に確認したいなら、CK-016Bをインテリアとして置く。泊まり先での不安には、CK-017Bを持参する。
「まだ何も起きていない」うちに動いてほしい。私は「何かが起きてから」動いた。それが一番の後悔だ。
※撮影は関連法令を遵守の上、ご利用ください。登場人物・団体は全て架空です。


