目次
【警察官が語る】女湯侵入・盗撮事件の捜査から逮捕まで
はじめに
京都府警察本部・生活安全部に所属する刑事として、私は20年以上にわたり性犯罪やストーカー事案、盗撮事件などを担当してきました。この記事では、実際に私が担当した女湯侵入・盗撮事件の捜査過程を詳細にお伝えします。
なぜこのような記事を書くのか。それは「絶対にバレない」「うまくやれば逮捕されない」という誤った認識を持つ者が後を絶たないからです。断言します。**性犯罪は必ず発覚し、必ず捕まります。**
この事実を、一人の捜査官として、一つの事件を通じてお伝えしたいと思います。
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第一章:事件の通報と初動捜査
# 110番通報
それは令和4年11月、紅葉シーズンで京都が観光客で賑わう週末の夜20時32分のことでした。
「110番、京都府警察です」
通信指令室に入った一本の通報。京都市左京区の老舗温泉旅館「○○館」の女将からでした。
「あのっ、信じられないことなんですが…女湯に、男が侵入しているという通報が宿泊客からありまして…いえ、まだ館内にいると思います。今、従業員が探しています」
私はこの通報を受け、すぐに部下2名と共に現場に急行しました。到着まで約8分。この初動の速さが、後の捜査を大きく左右することになります。
# 現場到着と犯人確保
現場に到着すると、旅館のロビーには浴衣姿の女性宿泊客数名が震えながら座っており、女将と従業員が必死に対応していました。
「刑事部の者です。状況を教えてください」
女将の説明によると、20時15分頃、女湯に入浴中だった女性宿泊客(当時28歳)が、脱衣所のロッカーの隙間から小型カメラのようなものが覗いているのに気づき、悲鳴を上げたとのこと。
その直後、脱衣所から慌てて逃げる男の姿を別の宿泊客が目撃。従業員に通報し、館内を捜索していたところでした。
「館内の見取り図はありますか。非常口や裏口の数は」
私は即座に指示を出しました。部下の一人を正面玄関に、もう一人を裏口に配置。そして従業員の協力を得て、客室フロアから捜索を開始しました。
# 犯人発見
捜索開始から約15分後、3階の非常階段の踊り場に潜んでいる不審な男を発見しました。
年齢は35歳くらい、黒いウインドブレーカーに黒いズボン、黒い野球帽という出で立ち。明らかに温泉旅館の雰囲気にそぐわない格好です。
「警察です。そこで何をしていますか」
男は一瞬、逃げようとしましたが、下の階段には部下が待機しています。観念したように両手を上げました。
「ちょっと…道に迷って…」
震える声でそう言う男。しかし、その右手にはスマートフォンが握られており、左ポケットからは小型カメラのレンズが覗いていました。
「任意同行をお願いします。詳しく事情を聞かせてください」
こうして、犯人・K(当時36歳、会社員)の身柄を確保しました。
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第二章:現場検証と証拠収集
# 徹底的な現場検証
犯人確保後、すぐに本格的な現場検証を開始しました。性犯罪捜査において、現場証拠の保全は何よりも重要です。
まず、女湯の脱衣所を封鎖。鑑識課員を呼び、指紋採取、繊維片の採取、足跡の採取などを行いました。
脱衣所のロッカーは木製で、板と板の間に約2センチの隙間がありました。被害者の証言によると、この隙間から小型カメラのレンズが覗いていたとのこと。
ロッカーの外側を調べると、膝をついた跡と思われる床の擦過痕を発見。そして、その位置から採取した繊維片は、Kが着用していた黒いズボンの繊維と一致することが後に判明しました。
# 防犯カメラの解析
旅館には館内各所に防犯カメラが設置されていました。これが決定的な証拠となります。
19時48分:Kが正面玄関から入館する様子
19時52分:1階ロビーをうろつくK
19時58分:大浴場方面の廊下を歩くK
20時03分:男湯の前を通過し、女湯の方向に向かうK
20時14分:女湯から慌てて出てくるK
20時15分:非常階段に向かって走るK
一連の動きが鮮明に記録されていました。特に重要なのは、Kが女湯に入る直前、周囲を何度も確認し、人がいないことを確かめてから扉を開けている様子です。これは明らかに計画的犯行を示す証拠でした。
# 被害者からの聴取
被害女性は心身ともに大きなショックを受けていました。しかし、事件解決のためには詳細な証言が必要です。
私たちは女性警察官を同席させ、できる限り被害者の心理的負担を軽減しながら、慎重に聴取を行いました。
「脱衣所でバスタオルを取ろうとしたとき、ロッカーの隙間から赤いランプのようなものが見えて…最初は何かと思ったんですが、よく見たらカメラのレンズで。人の気配も感じて、本当に怖くて…」
被害者の証言は具体的で、記憶も鮮明でした。このような証言の一つ一つが、裁判で有罪を立証する重要な証拠となります。
# 物的証拠の押収
Kの所持品検査では、以下のものを押収しました:
1. スマートフォン1台(iPhone)
2. 小型カメラ2台
3. モバイルバッテリー
4. SDカード3枚
5. USBメモリ1個
6. タブレット端末1台
これらすべてが後のデジタルフォレンジクスの対象となります。
特に注目したのは小型カメラです。横幅わずか3センチ程度の超小型で、一見すると普通のUSBメモリにしか見えません。しかし、側面には高性能レンズとLEDライトが仕込まれており、暗所でも撮影可能な仕様でした。
「これ、どこで手に入れたんですか」
問いかけに、Kは黙秘。しかし、カメラの底面には中国系ECサイトのロゴシールが貼られていました。後の捜査で、Kがこのカメラを海外の通販サイトで購入していたことが判明します。
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第三章:犯人の取り調べ
# 最初は完全否認
京都府警本部の取調室。
私はKと向かい合って座りました。取り調べは任意ですが、証拠は揃っています。
「なぜ女湯に入ったんですか」
「入ってません。道に迷っただけです」
最初、Kは完全に否認しました。これは性犯罪者に共通する初期反応です。認めれば罪に問われる、認めなければ何とかなる。そんな浅はかな考えです。
「では、防犯カメラの映像を見てもらいましょう」
モニターに映し出される、女湯に入っていくKの姿。証拠を突きつけられても、Kは「たまたま入ってしまった」と主張しました。
「たまたま?周囲を何度も確認して、人がいないことを確かめてから入ってますよね。これが『たまたま』ですか」
「…」
「あなたのポケットから出てきたこのカメラは何ですか」
「それは…」
徐々に、Kの言い訳は破綻していきます。
# 証拠の積み重ねによる自白
取り調べで重要なのは、証拠を段階的に提示し、犯人の逃げ道を一つずつ塞いでいくことです。
「あなたのスマートフォンには、複数の温泉施設の下見と思われる写真が保存されています」
「カメラの履歴を調べたところ、今日だけで47枚の画像が記録されていました」
「SDカードには、他の施設で撮影したと思われる動画が大量に保存されています」
一つ一つ証拠を示すたび、Kの顔色は青ざめていきました。
そして決定的だったのが、スマートフォンのメモアプリです。そこには複数の温泉施設の名前、営業時間、脱衣所の構造、防犯カメラの位置などが詳細に記録されていました。
「これでも『たまたま』と言い張りますか」
取り調べ開始から5時間後、午前3時過ぎ、ついにKは崩れました。
「…やりました。女湯に侵入して、盗撮しました」
ぽつりと漏れた自白の言葉。しかし、これで終わりではありません。ここからが本当の取り調べです。
# 詳細な供述調書の作成
「いつから、このようなことを始めたんですか」
Kの供述によると、最初の犯行は約2年前。仕事のストレスから、インターネットで盗撮動画を見るようになり、次第にエスカレート。自分でも撮影したいという欲求が抑えられなくなったと言います。
「最初は銭湯の脱衣所で、スマホを使って撮影しました。バレなかった。それで味をしめて…」
「何回くらいやりましたか」
「…覚えていません。20回か、30回か…もっとかもしれません」
ここで重要なのは、Kの供述だけでは余罪の全容は分からないという点です。性犯罪者は往々にして、自分に都合の悪いことは隠そうとします。
真実を明らかにするには、デジタル証拠の徹底的な解析が不可欠でした。
# 犯行の動機と心理
「なぜ、こんなことをしたんですか」
この問いに対するKの答えは、多くの性犯罪者に共通するものでした。
「スリルが…たまらなかったです。バレないように撮影して、後で見返すのが…」
「被害者のことは考えなかったんですか」
「考えないようにしてました。画面の向こうの映像としか…」
性犯罪の恐ろしさは、ここにあります。加害者は被害者を「人間」として見ていません。ただの「映像」「モノ」として扱っているのです。
「あなたが撮影した女性たちは、今も苦しんでいます。温泉に入ることが怖くなった人もいる。あなたのしたことの重大さ、分かりますか」
Kは黙って俯きました。後悔の念があるのか、ただ捕まったことを後悔しているのか。取り調べの中で、私は後者だと確信しました。
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第四章:デジタル証拠の解析
# デジタルフォレンジクスの開始
性犯罪捜査において、デジタルフォレンジクス(電子機器の証拠解析)は不可欠です。Kから押収したスマートフォン、タブレット、SDカード、USBメモリなど、すべてのデジタル機器を専門チームが解析しました。
デジタルフォレンジクスでは、単に保存されているファイルを見るだけではありません。削除されたデータの復元、アクセス履歴の解析、位置情報の抽出など、あらゆる角度から証拠を収集します。
# スマートフォン解析で判明した事実
Kのスマートフォンからは、衝撃的な事実が次々と明らかになりました。
**保存された画像・動画:**
– 静止画:1,847枚
– 動画:324本
– 総データ容量:127GB
すべて盗撮されたものでした。被害者の数は、重複を除いても200名を超えると推定されます。
**撮影場所:**
解析の結果、京都府内だけでなく、大阪、兵庫、滋賀、奈良など近畿圏の温泉施設、銭湯、スパ施設など、合計37か所で撮影していたことが判明しました。
**撮影日時:**
メタデータ(ファイルに記録される撮影日時などの情報)から、最古のものは2年4か月前。ほぼ毎週末、何らかの施設で盗撮を繰り返していました。
# 位置情報が物語る犯行の計画性
スマートフォンのGPS履歴は、Kの犯行の計画性を如実に示していました。
犯行前には必ず、施設の周辺を下見。営業時間、混雑状況、脱衣所の構造、防犯カメラの有無などを確認していました。
ある施設では、実際に犯行に及ぶ2週間前に3回も下見に訪れていました。どの時間帯が最も人が少ないか、どのルートで侵入すれば見つかりにくいかを入念に調べていたのです。
# SNSとオンラインストレージ
さらに捜査を進めると、Kが複数のオンラインストレージサービスを利用し、撮影した動画をバックアップしていることが判明しました。
クラウド上に保存された動画は、スマートフォンやSDカードに保存されていたものよりさらに多く、合計で500本以上。しかも、それらをカテゴリー別に整理し、「京都_11月」「大阪_銭湯」といったフォルダ分けまでしていました。
より悪質だったのは、Kが海外の違法サイトにアカウントを持ち、自分が撮影した動画の一部をアップロードしていた事実です。
「どうして動画を投稿したんですか」
「反応が…欲しかったんです。見てくれる人がいると思うと…」
承認欲求。歪んだ自己顕示欲。Kの犯罪は、もはや個人的な性的嗜好の範疇を超え、不特定多数に被害を拡散させる悪質なものでした。
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# 削除データの復元
「データは全部削除したはずなのに…」
取り調べでKが漏らした言葉です。しかし、デジタルデータは「削除」しても完全には消えません。
専門ツールを使用することで、Kが削除したと思っていたデータの約70%を復元することができました。その中には、より古い時期の犯行記録や、他の盗撮サイトへのアクセス履歴なども含まれていました。
この事実を知ったとき、Kは完全に観念しました。
「もう隠しても無駄なんですね…」
その通りです。デジタル時代において、証拠隠滅はほぼ不可能なのです。
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第五章:余罪の捜査
# 余罪捜査の開始
デジタルフォレンジクスで得られた証拠をもとに、本格的な余罪捜査を開始しました。
200名を超える被害者。37か所の施設。2年以上にわたる犯行。
これは一つの警察署で対応できる規模ではありません。京都府警本部が中心となり、大阪府警、兵庫県警など関係する都道府県警と合同捜査本部を設置しました。
# 施設の特定と被害確認
まず行ったのは、撮影された動画から施設を特定する作業です。
映像に映り込んだロッカーの形状、床のタイル模様、壁の色、備品の配置などから施設を絞り込みます。また、Kのスマートフォンに残された位置情報や、施設の下見メモも重要な手がかりとなりました。
特定された施設には、捜査員が直接訪問。防犯カメラの映像提供を依頼し、Kが施設を訪れた日時と、実際に不審な行動がなかったかを確認しました。
ある銭湯では、「そういえば、数か月前に女湯に男が入り込んだという騒ぎがありました。でも姿が見えず、気のせいかと…」という証言が得られました。Kの犯行だったのです。
# 被害者の特定と連絡
最も困難だったのが被害者の特定です。
顔がはっきり映っている被害者もいれば、後ろ姿や体の一部だけの被害者もいます。施設の利用記録と照合しても、特定できないケースも多くありました。
特定できた被害者には、警察から直接連絡を取り、事情を説明しました。この作業は、女性警察官を中心に慎重に行われました。
「あなたが○月○日に利用された○○温泉で、盗撮被害に遭われた可能性があります…」
この連絡を受けた被害者の反応は様々でした。
「信じられない…」
「やっぱり…あのとき、変な気配を感じたんです」
「もう温泉には行けない…」
涙を流す被害者、怒りで声を震わせる被害者。どの反応も、Kの犯罪がいかに深刻な被害をもたらしたかを物語っていました。
# 追加の立件
余罪捜査の結果、Kを追加で立件できた事案は以下の通りです:
– 建造物侵入罪:34件
– 盗撮(各都道府県の迷惑防止条例違反):52件
– 児童ポルノ製造罪:3件(被害者の中に18歳未満が含まれていた)
当初の1件の事件が、最終的には89件もの刑事事件へと拡大しました。
特に重大だったのが児童ポルノ製造罪です。被害者の中に、母親と一緒に温泉を訪れていた中学生が含まれていたのです。
「まさか未成年だとは…」
Kの言い訳は通用しません。撮影すること自体が犯罪であり、ましてや被害者が未成年であれば罪はさらに重くなります。
# 他の盗撮犯との関連
捜査を進める中で、もう一つ重大な事実が判明しました。
Kが利用していた海外の違法サイトには、同様の盗撮動画を投稿している日本人ユーザーが複数いたのです。
サイバー犯罪対策課と協力し、それらのユーザーの特定を進めたところ、大阪府内在住の男性2名を割り出すことに成功。別件の盗撮事件として捜査が開始されました。
性犯罪は、一人の犯罪者を逮捕することで終わりではありません。その背後には、さらなる犯罪のネットワークが広がっていることも多いのです。
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第六章:起訴と判決
# 検察への送致
すべての証拠を収集し、Kの余罪を確定させた後、事件は京都地方検察庁に送致されました。
送致された証拠書類は段ボール箱で15箱分。調書だけで2,000ページを超える膨大な量です。
検察官は証拠を精査し、Kを以下の罪状で起訴することを決定しました:
1. 建造物侵入罪(35件)
2. 各都道府県迷惑防止条例違反(盗撮)(52件)
3. 児童ポルノ製造罪(3件)
4. 児童ポルノ所持罪(1件)
通常、初犯の盗撮事件であれば罰金刑や執行猶予付き判決となることも多いですが、Kの事案は悪質性、計画性、被害の規模のいずれをとっても極めて重大であり、実刑が確実視されました。
# 公判での攻防
令和5年3月、京都地方裁判所で初公判が開かれました。
弁護側は「被告人は深く反省している」「初犯であり、更生の機会を与えるべき」と執行猶予を求めましたが、検察側は厳しく反論しました。
「被告人の犯行は2年以上にわたり、被害者は200名を超えます。しかも、撮影した動画を海外サイトにアップロードし、被害を全世界に拡散させました。これは組織的・計画的な犯罪であり、決して個人的な出来心などではありません」
公判では、被害者の一人が意見陳述を行いました。
「あの日以来、温泉に入ることができなくなりました。友人との旅行も断り、銭湯も避けています。自分の姿が知らない誰かに見られているのではないかという恐怖が消えません。夜も眠れず、カウンセリングに通っています。私の日常は、あの男によって完全に破壊されたのです」
法廷に響く被害者の声。Kは終始、俯いたままでした。
# 判決
公判から2か月後、判決が言い渡されました。
**主文:被告人を懲役4年に処する。**
裁判長はこう述べました。
「被告人の犯行は、計画的かつ常習的であり、被害者の数、犯行期間、悪質性のいずれをとっても極めて重大である。被害者らが受けた精神的苦痛は計り知れず、中には日常生活に支障をきたしている者もいる。さらに、撮影した動画をインターネット上に公開し、被害を拡大させた点も看過できない。更生の可能性を考慮しても、実刑をもって臨むほかない」
懲役4年。Kは控訴せず、判決は確定しました。
# 民事訴訟
刑事裁判とは別に、被害者の一部は民事訴訟を提起しました。
盗撮被害による精神的苦痛に対する損害賠償請求です。
民事訴訟では、被害者一人あたり50万円から200万円の慰謝料が認められました。しかし、Kに十分な資産はなく、賠償金の回収は困難を極めています。
これが性犯罪のもう一つの問題点です。加害者は刑務所に入りますが、被害者の苦しみは続き、しかも十分な補償も受けられないのです。
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第七章:警察からの警告
# 「バレない」は幻想である
ここまで一つの事件を詳細にお伝えしてきました。なぜか。それは、これを読んでいるあなたに伝えたいことがあるからです。
**性犯罪は必ず発覚します。必ず捕まります。**
「自分は賢いから大丈夫」「うまくやれば証拠は残らない」
そう思っているなら、大きな間違いです。
Kも最初はそう考えていました。2年以上、何十回も盗撮を繰り返し、一度も捕まらなかった。だから「自分は大丈夫だ」と過信していました。
しかし現実は違いました。たった一度、たった一人の被害者の勇気ある通報で、すべてが崩壊したのです。
# 現代の捜査技術
現代の警察には、あなたが想像する以上の捜査技術があります。
**防犯カメラ:**
街中、商業施設、駅、あらゆる場所に設置されています。「誰も見ていない」と思っても、カメラは見ています。
**デジタルフォレンジクス:**
削除したデータも復元できます。クラウド上のデータも追跡できます。「証拠を消した」つもりでも、専門家の目から逃れることはできません。
**DNA鑑定:**
わずかな繊維片、指紋、体液から個人を特定できます。
**通信記録:**
スマートフォンの位置情報、インターネットのアクセス履歴、すべて記録されています。
Kの事件でも、これらすべてが証拠となりました。そして、これらの技術は日々進化しています。
# 必ず被害者が存在する
性犯罪で最も重要なのは、必ず被害者が存在するという事実です。
「誰も傷つけていない」「見ただけ」「撮っただけ」
違います。あなたが盗撮した相手、あなたが侵入した場所を利用していた人、すべて被害者です。
Kの事件の被害者の中には、事件後に心療内科に通うようになった人、温泉恐怖症になった人、友人関係が壊れた人もいます。
ある被害者はこう語りました。
「自分の体が勝手に撮影され、知らない人に見られていたと思うと、自分が汚されたような気持ちになります。お風呂に入るたびに、カメラがないか確認してしまいます。この恐怖は、一生消えないと思います」
あなたの「ちょっとした出来心」が、誰かの人生を破壊するのです。
# 「初犯だから大丈夫」という誤解
「初めてだから、捕まっても罰金で済む」
これも大きな誤解です。
確かに、初犯で被害が軽微な場合、罰金刑や執行猶予となることもあります。しかし、それは「許された」わけではありません。
罰金でも前科がつきます。執行猶予でも有罪判決です。
そして何より、あなたの人生は大きく変わります。
– 会社をクビになります
– 家族に知られます
– 友人を失います
– 結婚できなくなります
– 就職できなくなります
Kは懲役4年の実刑判決を受けましたが、失ったものはそれだけではありません。
勤めていた会社は懲戒解雇。妻とは離婚。両親とは絶縁。友人は全員去り、社会的信用はゼロになりました。
刑務所から出所しても、性犯罪の前科者として、まともな職に就くことは極めて困難です。
# インターネット上の証拠は消えない
Kが撮影した動画は、海外の違法サイトにアップロードされました。
警察は削除要請を出しましたが、すべてを削除することは不可能です。なぜなら、アップロードされた瞬間、世界中の誰かがダウンロードし、さらに別のサイトに転載している可能性があるからです。
つまり、被害者の姿は、今もインターネット上のどこかに存在し続けているのです。
これは被害者にとって、終わりのない苦しみです。
そして加害者にとっても、自分の犯罪の証拠が永遠にネット上に残り続けるということを意味します。
# 「誰もがやっている」という幻想
盗撮や性犯罪に手を染める人の中には、「みんなやっている」「自分だけじゃない」と考える人がいます。
違います。圧倒的多数の人は、そんなことはしていません。
確かに、盗撮事件の検挙数は年々増加しています。しかしそれは「やっている人が増えた」のではなく、「捕まる人が増えた」のです。
捜査技術の向上、防犯カメラの普及、被害者の勇気ある通報。これらにより、これまで泣き寝入りしていた事件が表面化しているのです。
# 今すぐやめてください
もしあなたが、盗撮や性犯罪を考えているなら、今すぐやめてください。
もしすでに犯罪に手を染めているなら、今すぐやめてください。
「次は大丈夫」はありません。次があなたが捕まる時です。
Kも「もう一回だけ」と思いながら、女湯に侵入しました。それが最後の犯行となり、すべてを失いました。
# 相談してください
性的な欲求をコントロールできないと感じているなら、専門家に相談してください。
性犯罪は依存症の側面もあります。一度成功すると、より強い刺激を求めてエスカレートします。自分一人では止められなくなります。
しかし、適切な治療とカウンセリングで、改善することは可能です。
各都道府県には性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターがありますが、加害者側の相談を受け付けている機関もあります。
– 精神科・心療内科
– 依存症専門のカウンセリング施設
– 性犯罪者更生プログラム
犯罪を犯す前に、助けを求めてください。
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結びに代えて:一人の警察官からのメッセージ
私は20年以上、性犯罪の捜査に携わってきました。
その中で見てきたのは、無数の被害者の涙と、加害者の人生の破滅です。
性犯罪に「勝者」はいません。被害者は心に深い傷を負い、加害者はすべてを失います。
ある加害者は留置場でこう言いました。
「あの瞬間、カメラのシャッターを押さなければ、今も普通の生活を送れていたのに…」
後悔しても遅いのです。
あなたには選択肢があります。
犯罪に手を染めるのか、染めないのか。
今ならまだ引き返せます。
しかし一度でも犯罪を犯せば、もう後戻りはできません。警察は必ずあなたを捕まえます。証拠は必ず残ります。そして、あなたの人生は取り返しのつかないことになります。
最後にもう一度言います。
**性犯罪は必ず発覚し、必ず捕まります。**
**そして、必ず人生が破滅します。**
これは脅しではありません。私が20年間、現場で見てきた厳然たる事実です。
どうか、被害者を生まないでください。
どうか、自分の人生を壊さないでください。
この記事が、一人でも多くの人の犯罪を思いとどまらせ、一人でも多くの被害者を救うことを願っています。
—
**【相談窓口】**
性犯罪・性暴力被害者のための全国共通短縮番号
#8103(ハートさん)
よりそいホットライン
0120-279-338
性犯罪・性暴力に関する悩みや不安があれば、一人で抱え込まず、相談してください。
京都府警察本部 生活安全部
性犯罪捜査担当刑事より
—
(本記事は実際の事件を基にしながらも、プライバシー保護のため一部内容を改変しています。しかし、記載された捜査手法、証拠収集方法、法的手続きなどはすべて実際のものです。)
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– 児童ポルノ製造罪:3件(被害者の中に18歳未満が含まれていた)
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3. 児童ポルノ製造罪(3件)
4. 児童ポルノ所持罪(1件)
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